休職から復帰できないときの会社への対応
休職期間満了前に話し合う
休職期間が満了する前に、復職の可能性について本人と話し合いましょう。本人の意思や主治医の診断書を踏まえて、復職が可能かどうかを判断します。
復職が可能な理由を説明する
本人が復職を希望する場合は、復職が可能である理由を説明してもらいます。主治医の診断書や、休職中の治療状況などを参考にします。
主治医の協力を求める
産業医の判断だけでは、復職の可否を判断することは難しい場合があります。主治医の意見を参考にすることも大切です。
復職させてもらえなくても、退職勧奨には応じない
休職から復帰できない場合、会社から退職勧奨を受ける可能性もあります。しかし、休職期間満了時点で復職が不可能である場合でも、労働契約は終了しません。退職勧奨には応じず、労働契約の終了について協議しましょう。
まとめ
休職から復帰できないときの会社への対応は、以下の5つが重要です。
- 休職期間満了前に話し合う
- 復職が可能な理由を説明する
- 主治医の協力を求める
- 復職させてもらえなくても、退職勧奨には応じない
これらの対応を適切に行うことで、労働者の権利を守り、円満な退職につなげることができます。